南太平洋の楽園フィジー。ビチレブ島(本島)滞在も便利で良いけれど、フィジーに行くからには離島に行かないともったいない!そこで今回は、数ある離島の中でも、本島から近く気軽に行けると人気の高い「ママヌザ諸島」の魅力をお届けします。
目次
ママヌザ諸島はどこにある? ベストシーズンはいつ?
ママヌザ諸島は、国際空港のあるナンディの沖合西に浮かぶ離島群です。本島のデナラウ港からフェリーで30分から2時間の海上に20ほどの島が点在しています。
天気の良い日が多く、1年を通して温暖な気候は、まさにリゾートを満喫するのに最高の場所。フィジーの乾季は5月から10月でベストシーズンとされていますが、雨季の間でもスコール程度で極端に雨が多くなることはあまり多くありません。ただし、オフシーズンになると、改装や貸し切りのため休業するホテルもあるため、事前に宿泊先情報をチェックしておきましょう。
ママヌザ諸島の魅力とは?滞在中の楽しみ方
ママヌザ諸島の魅力は、なんといってもその美しい海。コバルトブルーの海を眺めるだけで、日ごろの疲れが吹き飛びます。ビーチで横になって、何もしない贅沢な時間を過ごすもよし、海水浴するもよし。時間を気にせず、ゆっくり過ごすのが離島の楽しみ方でしょう。
離島といえど、本島から日帰りで訪問可能なところがほとんどなので、気軽に遊びに行けるのも嬉しいポイントです。フェリーで30分〜数時間行くだけで、底が見えるほど透明度の高い真っ青な海が目の前に広がります。
ママヌザ諸島おすすめホテル5選
ママヌザ諸島を存分に味わうなら、島に数日滞在してゆっくり過ごすのが一番です。ママヌザ諸島には、バックパッカー向けの安宿から子ども不可のラグジュアリーホテルまでさまざまなタイプの宿泊先が選べます。ここでは、フィジーに初めて訪れる人におすすめのホテルを5つ紹介します。
1. マナアイランドリゾート&スパ
本島から船で1時間半ほどの距離にあるマナ島は、フィジーの神様が宿る場所として知られており、ママヌザ諸島の中でも特に人気があります。フィジーでは比較的大きな島ですが、島の東半分は「神聖な場所」として立ち入りが禁止されています。スピリチュアルな雰囲気が漂うマナ島は、まさにフィジーのパワースポット。目の前には、遠浅で真っ白な砂浜と、透き通るような真っ青な海が広がり、そこにいるだけで幸せな気分になれるでしょう。
マナアイランドリゾート&スパは、レストラン5つ、バー4つ、プール2つとママヌザ諸島最大規模の施設を誇ります。アクティビティも豊富で、ダイブセンターやキッズクラブなどが併設されており、一人旅の人も、子ども連れの家族も、誰もが楽しめるリゾートでしょう。日本語のサポートもあり、初めてのフィジー滞在にはおすすめのリゾートホテルです。
2. ビーチコンバーアイランド・リゾート
ナンディ国際空港から約19kmの海上に浮かぶビーチコンバー島。サンゴ礁と白い砂浜のビーチに囲まれた小さな島で、島一周歩いても15分ほどのコンパクトな島です。デナラウ港からフェリーで約45分ほどでアクセスも良好です。ビーチコンバーアイランドの特徴は、その綺麗な海でしょう。驚くほどの透明度とエメラルドグリーンの海は、見ているだけでも癒されます。
島には唯一のホテル、ビーチコンバーアイランド・リゾートがあります。部屋のタイプはドミトリータイプから、一棟独立のブレタイプまで予算に応じてさまざま。参加できるアクティビティも豊富で飽きることはありません。アクティブ派の人にぜひおすすめしたい、一度訪れたら、また来たくなるリゾートです。
3. リクリク・ラグーン・リゾート
フィジー初の水上コテージが誕生したリゾートとして有名なリクリク・ラグーン・リゾート。リゾート周辺は、穏やかで美しい海に囲まれています。
客室は全室1棟独立型のブレタイプで、隣の音が気になることもありません。また17歳未満のお子様は宿泊禁止で、大人だけのプライベートな空間が広がります。
リクリク・ラグーン・リゾートは、レストランの味にも定評があります。一流レストランを経験したシェフが手掛ける料理は、どれを食べても美味しいと評判です。グルメ志向の方や、ハネムーンカップルにも人気の大人向けリゾートです。
4. プランテーション・アイランド・リゾート
プランテーション・アイランド・リゾートは、ママヌザ諸島で2番目に大きい島、マロロライライ島に立つ大型リゾートホテルです。デナラウ港からフェリーに乗り50分ほどで到着します。
ヤシの木が生い茂り南国ムード溢れるプランテーション・アイランド・リゾートは、とにかく広い!白砂のビーチに面した東京ドーム約2個分の広大な敷地内には、いくつものレストラン、プール、スーパーマーケットなどがあり、滞在中に体験できるアクティビティも数えきれないほど。キッズクラブの評判も高く、お子様連れも安心して楽しめるリゾートです。
部屋はホテルタイプの客室とブレタイプの2種類があります。両タイプとも客室が広く、比較的リーズナブルに宿泊できるのも人気の理由でしょう。また、プランテーション・アイランド・リゾートの宿泊客は、同じくマロロライライ島にある姉妹ホテル「ロマニアイランドリゾート」の施設も利用することが可能です。
5. キャスタウェイ・アイランドリゾート
1966年開業のキャスタウェイ・アイランド・リゾートは、ママヌザ諸島内でも老舗のホテルです。施設はその都度リノベーションが行われ、一流のサービスと施設が保たれています。キャスタウェイ・アイランド・リゾートのあるキャスタウェイ島は、ママヌザ諸島のほぼ真ん中あたりに位置し、デナラウ港からフェリーで1時間〜1時間50分ほどと少し距離がありますが、その分、海が群を抜いて綺麗です。
全66室の客室はずべてブレタイプ。リビングルームとベットルームが別れており、伝統的なフィジースタイルとモダンが融合したお洒落なつくりとなっています。レストラン、プール、キッズクラブまで必要な施設はすべて揃っており、海外の観光客からも高い人気を誇るリゾートです。
フィジーの離島で心と体を癒す旅を
ママヌザ諸島は本島から近くて行きやすい離島です。どの島も、青く輝く海に白砂のビーチが広がる、南国リゾートらしさ満点の風景に出会えます。島ごとにそれぞれ違った魅力があるので、予算や目的に応じて、自分に合ったリゾートを見つけてみてください。