海外旅行の目的のひとつに「ゆっくりと優雅に過ごしたい」という思いが挙げられるのではないでしょうか?そんな願いを叶えてくれる、フィジー屈指の高級リゾートホテルをエリア別に8か所ご紹介します。訪れたい場所を考えながら、どの宿で滞在したいかプランを立てる際に参考にしてみてください。
目次
ビチレブ本島
ビチレブ本島のリゾートエリアは基本的に4つに分けられます。
- ビチレブ島 西部「ナンディ、デナラウ」エリア
- ビチレブ島 南西部「ナタンドラ、コーラル・コースト」エリア
- ビチレブ島 南岸「パシフィック・ハーバー」エリア
- ビチレブ島 北部「サンシャイン・コースト」エリア
今回は、サンシャイン・コースト以外のエリアから人気の高級リゾートを6つピックアップします。
ザ・ウェスティン・デナラウ・アイランド・リゾート&スパ
フィジー本島の一大リゾート地であるデナラウにある有名リゾート。フィジー伝統の建築様式と現代モダンのデザインが調和した、落ち着いた大人の雰囲気が漂います。
敷地内のガーデンには色鮮やかな南国の花々が咲き誇り、散策するだけで心が解放されてリラックスできるでしょう。客室にはフィジーの伝統工芸タパが装飾され、この国ならではの空間が広がり、上質で居心地の良い滞在が楽しめます。火渡りの儀式やメケショーといったフィジーならではの歴史や伝統に触れられるアクティビティも魅力です。
ホテルランク:エリア:デナラウ
ヒルトン・フィジー・ビーチ・リゾート&スパ
白砂がきれいな全長1.5kmのデナラウビーチにある、フィジーでは珍しいコンドミニアム型リゾート。モノトーンを基調としたカラーコンセプトが、シックで豪華な雰囲気を醸し出しています。部屋は全室バスタブ付き、中にはパティオにBBQグリルがセットされたファミリー層に人気の部屋もあります。その他プールやレストランといった設備はもちろんですが、夕刻、茜色に染まるサンセットが圧巻です。
リゾート内には大人専用エリア(レストラン、プールなど)もあり、落ち着いた雰囲気の中で滞在を楽しむこともできます。
ホテルランク:エリア:デナラウ
フィジー・マリオット・リゾート・モミ・ベイ
2017年4月にオープンした、フィジー本島初の「水上ヴィラ(バンガロー)」を有するリゾート。手つかずの美しい自然溢れる地域に立地し、静かなモミ湾のビーチを眺めながら、心を開放し、穏やかに滞在を楽しむことができます。
部屋はホテルタイプ、ラグジュアリーなヴィラ、そして水上コテージの3タイプ。ホテルタイプの部屋は、子どもが急に海に飛び出していかないよう目の前に芝生が敷き詰められています。また周辺にはブランコなどの遊具、キッズプール、キッズクラブファミリーに適したレストランが配置され、家族連れにもおすすめです。
全室バスタブ付きなのも嬉しいポイントです。郷土料理や世界の味を楽しめる3軒のレストランでは、心躍る食事のひとときをお届けしてくれます。
ホテルランク:エリア:ナンディ
インターコンチネンタル・フィジー・ゴルフ・リゾート&スパ
ビチレブ島で最も美しいといわれるナタンドラ・ビーチに面して建つ、洗練されたラグジュアリーリゾート。最新の設備を兼ね備えた現代的なデザインで統一されつつ、敷地内には南国ならではの植物が生い茂り、居心地の良い空間が広がっています。5タイプの客室には、すべてバスタブ付きの屋外ラウンジが標準装備されており、ゆったりとした作りとなっています。その他5か所のレストラン&バー、4つのプール、海の景色と融合した18ホールのゴルフコースなど、充実した設備が優雅な滞在を保証してくれます。フィジー滞在中のほとんどをリゾート内で過ごす方が多いのも特徴です。
ホテルランク:エリア:ナタンドラ
ザ・ワーウィック・フィジー
ビチレブ島の中でもきれいなビーチとされるコーラル・コーストの、絶好のロケーションに建つリゾート。ナンディから約100キロ、ちょうどスバとナンディの中間に位置しています。多雨のスバと晴天率の高いナンディで植物相もワーウィックあたりからぐっと緑が濃くなり熱帯雨林的な雰囲気を感じます。
客室内は重厚な木の家具が配置され、洗練された落ち着いた雰囲気が漂います。夕暮れ時には、ロマンティックなトーチセレモニーがビーチで行われたり、海に浮かぶ小島のレストランで、サンセットを眺めながらカクテルを楽しむことができたりと、思い思いに過ごすことができます。スタッフは近くの村から長年働いている人が多く、フィジーらしいゆったり、のんびりした人たちがブラ!と声をかけてくれます。大型ホテルのような豪華な設備といった派手さには欠けますが、期待を裏切らない上質な滞在を楽しめるでしょう。
ホテルランク:エリア:コーラル・コースト
ナヌク・オーベルジュ・リゾート
ダイビングで有名なパシフィック・ハーバーエリアに位置するリゾート。のどかで緑豊かな海岸線に沿うように、茅葺き屋根のフィジー伝統建築で建てられたヴィラとタウンハウス、2タイプの客室が点在します。広さやタイプに違いがあれど、センスの良い調度品に囲まれた落ち着きのある雰囲気は全部屋共通です。付近にはワールドクラスのゴルフコースもあり、ゴルフにダイビング、スバ観光や伝統文化鑑賞とバリエーションに富んだアクティビティが楽しめる点も魅力です。
ホテルランク:エリア:パシフィック・ハーバー
ママヌザ諸島
国際空港があるナンディから船で30分から2時間程の場所で、約20個の魅力的な島々が点在するママヌザ諸島。白砂が広がる透き通ったビーチ、咲き誇るトロピカルな花やヤシの木、珊瑚に囲まれた美しいラグーンなど、「楽園」のイメージそのままの景色が楽しめます。ほとんどが、ひとつの島に対してひとつのリゾートが建っているという贅沢な環境の中で、おすすめの2ヶ所をご紹介します。
リクリク・ラグーン・リゾート
マロロ島の北側に位置する、美しい海に囲まれた極上のリゾート。注目はラグーンに並ぶ、10室限定の水上ヴィラ。広々とした室内はスイート仕様で、リビングの床と洗面台に一部に設けられたガラス、珊瑚礁の海へそのまま飛び込めるバルコニーなど、エメラルド色の海をいつでも身近に感じられる仕掛けが揃っています。ゲストは17歳以上に限定されており、静かで落ち着いた滞在を楽しめます。
水上ヴィラ以外のお部屋も全室ビーチフロントなのでご安心を。ブレタイプの部屋は、フィジーの木材を使い、インテリアの細部にもフィジーの伝統建築などを取り入れた温かみを感じる広々とした作り。また部屋と部屋とのプライバシーもきちんと保たれていて、部屋の周りは朝晩の鳥などの鳴き声以外はとても静かです。
リクリク・ラグーン・リゾートでは近年エコに力を入れており、プラスティックのごみを減らす工夫も考えられているようです。
ホテルランク:
マナ・アイランド・リゾート&スパ
ママヌザ諸島の南西に位置し、「神が宿る」と言い伝えのある神聖なエリアを有するマナ島。フィジー諸島のリゾートの中でも、最大規模の充実した設備面も良いですが、温かなホスピタリティに加え、日本人向けのサービスが多く、日本語スタッフがいるのも心強い点でしょう。白浜のビーチが3つあり、シュノーケルやマリンスポーツなどはもちろん、のんびりと日光浴を楽しんだりすることもできます。客室のタイプが豊富で、旅の目的や予算によって選べる点も魅力的です。
ホテルランク:
フィジーのリゾートホテルで極上体験を
フィジーの高級リゾートホテルは、規模の大小はあれど、スパやプール、アクティビティなど、ホテル内で楽しめる充実した設備が魅力です。1日では飽き足らず、特に海外からの旅行者は、同じホテルに何週間も連泊する人も珍しくありません。
日常を忘れさせてくれるリゾートならではの体験があなたを待っています。フィジーに行く際は、少し贅沢してリゾートホテルの宿泊もぜひ候補に入れてみてください。