フィジー最大の島 ビチレブ島の西側に位置する「ナンディ」は、国際空港があることから「フィジーの玄関口」と言われている観光都市です。タウンのメインストリートにはレストランやお土産店などが軒を連ね、周囲には海や山などの大自然も多く、歴史や文化が色濃く残るスポットまで楽しむことができます。ここでは、そんなナンディのおすすめの観光スポットを厳選してご紹介します。
目次
ナンディならではの人気観光スポット3選
ナンディ市場
ナンディの中心街ナンディ・タウンにある公設市場。新鮮な野菜や果物がずらりと並ぶ地元色満載のスポットです。いつも多くの人々で賑わっており、日本ではなかなか見ることのできない珍しい食材も豊富なため、見て歩くだけでも楽しめます。月曜日から土曜日まで営業しており、とくに土曜日におこなわれている朝市はおすすめです。
ポート・デラナウ
ナンディ・タウンからバスで約20分の場所にある「ポート・デラナウ」は、気軽にリゾート気分を楽しめる人気のスポットです。デラナウ港のすぐそばにある「ポート・デラナウ・ショッピングセンター」は、まるでひとつの町のような複合施設。レストランやカフェ、スーパーマーケットなどの様々なお店が軒を連ねており、フィジーならではの民芸品を販売しているお土産屋さんも。
周辺には高級リゾートホテルも密集しているため、ホテルの免税店でショッピングや、レストランで食事を楽しむこともできます。また、デナラウビーチでは、ジェットスキーやカヤックなどのさまざまなアクティビティを楽しめます。
サンベト・マッド・プール
ナンディ国際空港から約5㎞のサンベト地区の温泉施設にある「サンベト・マッド・プール」は、テレビ番組の「世界の果てまでイッテQ」にも登場した、ナンディでも人気の観光スポットのひとつです。まずは全身を「温泉泥」でパック。泥が乾いた後は、隣の温泉に泥を落としながら浸かります。美肌効果があるともいわれていますので、とくに女性の方におすすめのスポットです。
文化と歴史を感じることができるスポット2選
スリ シヴァ スブラマニヤ スワミ寺院
フィジーにはインド系の住民が多く暮らしていることから、いたるところでヒンドゥー寺院を見かけます。その中でも「スリ シヴァ スブラマニヤ スワミ寺院」は、カラフルな装飾が目を惹く豪華な寺院。南半球にあるヒンドゥー教の寺院のなかでも最大となっています。外から建物の彫刻や装飾を眺めているだけでも楽しめる、美しい建物です。
信者でなくても中に入って見学することはできますが、建物内部での撮影は禁止されていますのでご注意ください。タンクトップに短パンなど、肌の露出の多い服装も好まれません。また、ヒンドゥー教では牛は聖獣とされていますので、牛皮製品の着用、所持には気を付けましょう。
ビセイセイ村
ナンディ国際空港から約10㎞の場所にある「ビセイセイ村」は、フィジー人の祖先がはじめて上陸されたとされる土地です。英国植民地時代に建てられた「ジョン・ウェスレイ教会」や、フィジー伝統様式の住居「ブレ」、戦士たちのお墓など、村のなかにはフィジーの歴史に触れることができるスポットが点在しています。また、村の入り口付近では、村人が民芸品やお土産の販売も行っています。
自然を満喫できるスポット2選
スリーピングジャイアント植物園
ナンディ国際空港から車で約15分の場所にある「スリーピングジャイアント植物園」は、世界各国から集められた約2,000種類ものランを見ることができる植物園です。巨人が寝ているように見える、というところから名付けられた「スリーピングジャイアント」という山の麓に位置しており、約20ヘクタールの広大な敷地を持っています。
園内には、ラン以外にもフィジーならではの植物など、他ではなかなか見ることのできない珍しい花も多くあります。まるでジャングルのような大自然に囲まれた環境の中を、ハイキング気分で楽しむことができるスポットです。
ナウソリハイランド
「ナウソリハイランド」は、ナンディの美しく壮大な景色が楽しめるスポットです。レンタカーを借りてゆっくりとドライブを楽しむのはもちろん、山々の壮大な景色や、ナンディの街並み、海に浮かぶ島々などの景観を楽しむことができます。とくに夕焼けの景色は息を飲むほどの美しさ。ナウソリハイランドを訪れることができるツアーもありますので、参加してみてはいかがでしょうか。
南国リゾートとは違った雰囲気が楽しめるナンディ
約330もの島々から成り立つフィジーは、南国リゾートが楽しめる観光地として人気の国のひとつです。そのなかでもナンディは、南国リゾートに加えて伝統的なスポットやローカルマーケットなどを楽しむことができる多様性に富んだ地域。宿泊施設も多いため、フィジーの観光の拠点としてもおすすめです。